人生を変えるための責任の取り方
2023.08.01

『全ての責任を取る』
人生を変えるには、自分の身に起こった事は全て自分で責任を取るという覚悟が必要です。
責任を取る覚悟こそ、私は人生を変えるために必要不可欠な考えだと確信しています。
なぜなら、責任を取らないと自分の人生の主導権を赤の他人に渡すことになるから。
こんな事はあってはいけませんよね。
責任を取らないということは、自分の人生に関する全ての選択を他人に委ねている様なものです。
これを許すと他人の人生を歩むことになります。
そんな人生を送るのは嫌ですよね。
人生を変えられるわけがありません。
具体例を挙げます。
会社でかなり大きなミスを現場でしたとします。
そこにいる同僚達は、自分は悪くないと言い張っています。
ミスをなすり付けているのです。
報告を受けた上司も責任を取ることが出来ません。
他の部署のせいにします。
誰も責任を取ろうとしません。
これらの言動は、””責任は取らないけど出世したいです””、と言っているのと同じです。
会社の幹部がこのような社員に将来的に会社のかじ取りを任せるでしょうか?
任せませんよね。
何かトラブルが起こったら、””私は悪くない””と、真っ先に保身に走ります。
どこの会社も相手にしてくれません。
会社が存亡の危機に直面してしまいます。
会社で一度は目にしたことがある光景ではないでしょうか。
反対に、人生を切り開いていける人は、責任を取ります。
責任から逃げません。
真正面から責任と向き合います。
ミスを誰かのせいにしません。
部下から受けた報告から逃げません。
部下の責任は自分の責任だと考えているからです。
人生の選択を自分で決定できるタイプです。
当然、目的地に着きます。
人生も変えられます。
責任は取らないけど、人生を変えたがる人がいます。
責任を取らずに人生を変える。
こんな虫がいい話はありません。
責任を取らずに人生を変えることは不可能です。
日本男子野球代表の侍ジャパンのメンバー達は、リスクを取って戦いました。
大事な場面でエラーするかもしれない。
エラーして負けたら戦犯扱いされるかもしれません。
日本に帰れなくなるかもしれない。
戦うのは対戦相手だけではありません。
そういうリスクとも戦っています。
リスクを取って戦わなければ優勝という栄誉を勝ち取る事はできません。
責任を取らず人生を変えるというのは、侍ジャパンとして戦わずリスクも取らずに優勝したいと考えている様なものなのです。
不可能ですよね。
私達は、選択して行動することが出来ます。
そして、結果が生まれます。
上手くいく時もあれば、上手くいかない時もあります。
でも、どんな結果になろうとも、自分の選択から生じた結果に対して責任を取る。
これが責任を負うということです。
人生は、自分の選択と行動から生じた結果に対して責任を取ることができれば、誰でも変えられます。
私達には自由があります。
選択の自由です。
責任を取る自由。
責任を取らない自由。
責任を取れないのであれば、人生を変えることを望んではいけません。
人生を変えることが出来ないから。
人生を変えたいのであれば、行動から生じた結果に対する責任を取りましょう。
ミスを他人にすり付け、責任を取らないという選択をすれば、怒られずに済みます。
でも自分の望む人生を放棄したことになります。
人生は絶対に変えられません。
反対に、責任を取れば怒られるかもしれません。
しかし、人生を放棄せずに済みます。
そのかわり、人生を必ず変えられます。
人生を変えたい人にとって、どちらが賢明な判断かは明白ですよね。
『人生を変えたい。でも責任は取りたくない』
人生を変えたいのなら、何が起こっても人のせいにしてはいけません。
原因を他人のせいにしてはいけません。
自分の身に起こったことから逃げてもいけません。
責任転嫁もしてはいけません。
例え自分が直接の原因ではなくても同じです。
完全に自分のミスにもかかわらず、自分は悪くないと言い張る人もいます。
この様な考えを持っている人の人生は明るくないでしょう。
ことあるごとに流されてしまうから。
自分の人生は自分で作るしかありません。
誰も手助けしてくれないのだから。
責任を取れない人が、思うような未来を作ることなど出来るはずがないのです。
更に例を挙げると、1人でボートに乗っているとします。
バランスを崩して、オールを海に落としてしまいました。
オールがないと進路を変えることが出来ません。
風と波に流されるだけの状態です。
ただ大海原を彷徨うだけ。
運が良ければどこかの島に辿り着きます。
しかし、自分が望む目的地ではありませんよね。
正に、責任を取らず人生を変えたいと思っている人は、オールを持たずにボートに乗り込み、本気で望む目的地を目指しているのと同じです。
この状態では目的地に辿り着くことは不可能ですよね。
もちろん、人生においても同じです。
言うまでもありませんが、自分に関係ない事まで責任を取るということではありません。
自分の身に起こった事のみです。
念のため。
今回は以上です。
ありがとうございました。