『自分だけ話を理解できていない』
『周りから話を理解できていないな、という顔をされる』
この様な悩みを抱えている人には、今回の記事は朗報です。
そして、同時に、苫米地式コーチングを実践しているのに全く成果が出ないという課題もお持ちかも知れません。
本来、苫米地式コーチングを正しく実践しいるなら、この様な事はあり得ません。
苫米地式コーチングは科学だから。誰が実践しても望む成果が出るから。
このことに対して議論の余地はありませんよね。
成果とは、なりたい自分になったり、人生を変えることです。
では、なぜ、この様な事が起こるのか?
その原因は色々あると思いますが、今回は1つに絞ろうと思います。
それは、苫米地式コーチングを正しく理解していないから。
その問題は理解力にあります。この様な経験はないでしょうか?
・高校や大学を受験する際、猛勉強をしたが、全く偏差値が上がらず、点数を取れるところは、暗記した箇所だけだった。
・皆で話を聞いている時、自分だけ話を理解できていない。それも、1度や2度ではなく、毎回同じ。
・会社などで同僚と話している時、”この人理解してないな”という顔をされたり、実際に言われた。
・本を読んでも、内容を理解していない。だから、読書の効果が得られない。
・一度聞いただけでは話を理解できない。
もし該当するなら理解力に対して伸びしろがあるということです 笑
しかし、理解力が無いままコーチングを実践していても成果は望めません。
理由は、
『コーチングを実践して望む成果を出すためには、社会人として最低限の理解力は必須』
だからです。
正しく理解していないと正しく実践できません。
正しく実践しないと望む成果を出せるわけがない。
当然の話ですよね。
ですので、苫米地式コーチングを実践する前に、内面を変えて理解力を高めることから始める必要があります。
『では、どうすれば理解力を高められるのでしょうか?』
そのためにはマインドの仕組みを知る必要があります。
私達は、外部の情報を全て認識しているわけではありません。全ての情報を認識していたら生活できないからです。
椅子の感触、車の騒音、視界に入る全ての情報などをいちいち認識していたらきりがありませんよね。
だから、今必要な情報だけを認識する必要があります。それを可能にするのが『RAS』という機能です。
フィルターの役目をしています。不要な情報を認識させないために。
相手の話しを理解できない人には、この機能が働いています。
つまり、相手の話が不要なものだと思っているのです。
だから、RASにより理解するために必要な情報が届かず、理解できない状態に陥ります。
これが理解できないマインドのメカニズムです。
『では、理解力を高めるには何をすればいいのでしょうか?』
それは、
人の話を理解するために、そのことに対して興味を持つ
話を聞く前に、””これは自分に対して重要な話だ””、と思う
ことです。
これができれば自然と話を理解できます。
重要度を上げるということですね。
例えば、映画館で映画を見ている時、自然と話を理解していますよね。
自分の意志で映画館に行き、見る映画を選択し、お金を払う。
興味があるから。
重要度が高いから。
だから、勝手に内容が頭に入ってくるのです。わざわざ理解しようと考える必要はありません。
趣味に時間を使っている時もそうですよね。好きだから、楽しいから。意識しなくても没頭しているはずです。
重要度が高いから。
趣味を楽しんでいる時に、””よし、興味を持とう””、なんて思わないはずです。
既に興味がある状態だから。興味を持とう、という準備は不要になるわけです。
この原理を応用しましょう
習慣になるまでは、意識的に””興味を持つ””という意識が必要になってきます。
興味を持てば、RASのフィルターが開き、勝手に情報が入ってきて、無意識に理解できます。
このマインドを作ることができれば、
『この人理解してないな』という顔をされなくなります。
『理解してるのか?』と言われることはなくなります。
そして、社会人としての最低限の理解力が身についてから、苫米地式コーチングを学ぶのです。
器用な人は、理解力を高めながら、苫米地式コーチングを学び始めて大丈夫。
理解力が身についた状態で、苫米地式コーチングを学べば、必ず正しく理解する事ができます。
正しく理解できれば、正しく実践できます。
正しく実践できれば、内面を変えられます。
そうすれば、効果が出てしまうのです。
そのために、興味を持って話を聞きましょう。
そして、理解力を高めましょう。
理解力を高めて内面を変えれば、誰だって
『必ず自分と人生を変えられます』
苫米地式コーチングは科学なのだから。
ご質問やご意見は下記からお願いします。
今回は以上です。
ありがとうございました。