評価されている人が意図的に実践してる事とは
2022.05.03
苫米地式コーチング認定コーチの香川浩光です。
今回は評価されている人が意図的に実践している事とは、という内容をお話ししていきます。私たち人間は生得的に備わっているプログラムがいくつかあります。その一つに認められたいという欲求が存在します。
これはどういう事かというと、中学の野球部を例に出してみます。野球部でも大会前は背番号が渡されます。そこで決まるのはレギュラーか補欠かです。もちろん、みんなレギュラーを目指します。それは監督から野球が上手でチームの主力なんだと認められたいからです。
だからみんな一生懸命に毎日部活を頑張ります。そして、次はチームが強いと認めて欲しくて大会に出ます。一番優れているチームだと評価されたいからです。だから優勝を目指して頑張るのです。このようにこの欲求は一生続きます。
ですから、会社に入社しても評価されたいと思うのは当然です。誰から評価を受けたいかというと上司や同僚や取引先の相手からですね。だから仕事を頑張るわけです。頑張り方というのは人それぞれだと思います。
報告書を奇麗にまとめたり、誰よりも仕事を早く終わらせたり、正確に仕事をこなしたり、売り上げを誰よりもあげたり、ミスをしないように気を付けたり、残業したり、休日出勤したり、頑張り方は人それぞれだと思います。
そして、その年の評価を期待します。でも、ほとんどの人が思うような評価を受けていないと思います。そして、じゃあまた来年頑張ろうと一年間頑張るわけですね。これが何年も続いてしまうと、どういう思考になるかというと、この会社は評価してくれないんだ、だから転職しようとか移動しようと、そういう考えになります。
そして実際に転職します。でもやはり転職先でも評価は同じなんですよね。評価されないんです。そして、やる気と自信をなくしてしまう。そういう人は少なくないと思います。では、なぜ評価されないのかというと、そこには明確な理由があります。
それを理解するには無意識のメカニズムを理解する必要があります。どういうことかというと、判断は無意識でしているということです。評価するにしても、しないにしても無意識で判断しています。理由は後付けです。
誰かになぜ評価したかと聞かれたら、その時考えるんです。彼はあのとき一番売り上げが高かったから、仕事のスピードが一番早いから、そういう風に答えます。なぜ評価しなかったのかと聞かれても同じです。
理由は後付けです。あの時、残業を多くしていたから、あの仕事をミスしたから、そういう風に後から理由をつけるのです。評価する人からしたら仕事は頑張って当然です。頑張るのは当たり前なんです。成果も大して変わりません。
圧倒的に成果を出したのであれば分かります。例えば一億円月売り上げました、となれば評価されます。でも、なかなか圧倒的に評価を出すのは難しいと思います。ではなぜ、評価されている人がいるかというと実は意図的にやっていることがあるんです。
それは無意識にアプロチしていることです。これは仕事とは別にやっています。だから評価されるんです。評価されない人は無意識へのアプローチを意図的にしていません。だから、その他大勢の人と一緒になってしまい、評価されないんです。
無意識へのアプローチ方法はたくさんあります。やり方は人それぞれだと思います。自信がある話し方をするのか、奇麗な日本語を話すことなのか、しっかりとした考えなのか、立ち振る舞いを見直すのか、理解力を上げるのか、コミュニケションを高めるのか、それは分かりません。
ですから、まず、やることは自分のことをしっかり把握することです。厳しく自分のルールを作って細かくチェックする必要があります。
大切なのは無意識にアプローチするための自分なりの武器を選び習得して意図的に評価する人の無意識にアプローチすることです。
自分で選んだ武器で評価する人の無意識にアプローチできれば、必ず評価されます。相手の無意識があなたを評価せざるを得ないのです。無意識にアプローチする方法は別の動画で解説したいと思いますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。そして、ぜひ、無意識へのアプローチを実践してみてください。必ず望む成果が現れます今回は以上になります。
ありがとうございました。
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