皆さん、こんにちは！
苫米地式コーチング認定コーチの香川浩光です。
皆さんも夢や課題をお持ちだと思います。夢と課題の違いは、自分からの距離だと思います。自分から遠い物、達成には何年もかかる物、それが夢です。反対に、自分から近い物で、今目の前にある物、それが課題です。今回は、課題を克服する為に必須なスキルのお話をしたいと思います。
私もそうですが、自分自身に対し意図的に課題を設けている人は多いと思います。課題は、人それぞれ違うと思います。年齢によっても違いますし、立場によっても異なってくると思います。
課題を設ける事は良い事です。なぜなら、課題を克服する為、達成する為に、私達は行動を起こすからです。課題は、行動を起こす明確な理由になります。その行動こそが、成長する為に必要不可欠な物です。行動しなければ、私達はなりたい自分に変わることが出来ません。
例えば、世界を平和にしたいと山に籠って勉強していても、山から下りてきて行動しなければ、世界を平和にすることは出来ません。当然ですよね。
そして、課題というのは、目標と言い換える事も出来ます。コーチングではゴールとか、ザブゴールと呼ばれます。
この課題やサブゴールを克服や達成する為に、私達は、努力という名の行動を起こします。
行動の方法は色々あると思います。朝から晩までガムシャラに行う人、根性のみで乗り越えようとする人、無理なく自分のペースで行う人、効率よく行う人、一点集中する人、誰かに教えてもらう人、様々だと思います。
方法な正直何でも良いと思います。自分に合ったやり方で行えば良いのです。でも、課題を克服できる人と出来ない人に分かれてしまいます。この違いは何かというと、思考を上手く使えているか、使えていないかです。つまり、PDCAサイクルを回せていないという事です。
PDCAサイクルというのは、物事を改善する為のフレームワークです。PはPLANのPで計画、DはDOのDで実行、CはCHECKのCで評価、AはACTIONのAで改善を表します。
このPDCAサイクルを回さず、課題を克服する為に行動しても、一向に解決出来ません。何年も課題を克服出来ないどころか、途中で諦めてしまいます。そういう人は非常に多いと思います。なぜなら、間違ったやり方を延々と繰り返しているからです。このような事態を防ぐ為に、早く課題を克服する為にPDCAサイクルという物が存在します。
このサイクルは、思考を進めて課題を克服できるばかりか、考える力も身に付きます。非常に有効な手段だと言えます。ですので、是非、この能力を身に付けて頂きたいと思います。それでは、説明していきます。
先ず計画を立てます。能力を高める事を例に出します。魅力的な話し方を身に付けたいと考えたとして、その場合、目標を設定し、それを実現するための仮説を基に計画を立てます。現実的で具体的な方が望ましいです。どの様な手段で、誰のようになりたいか、どのくらいの期間で、どの位の投資額で、等です。
トップ俳優のような話し方になりたい。だから、表現力を付ける為にプロのレッスンを受ける。どこでレッスンを受けるか、レッスン内容も予め決める。期間は3週間、という計画を立てたとします。
次は、実行です。計画した通りに実行します。計画通りに表現を磨く為のレッスンを受けます。そして、実行した内容とその結果を評価できるように、過程を記録しましょう。
評価では、実行の結果を評価します。計画通りに実行できたか、その成果は、計画以上か計画以下かをしっかり吟味します。単純に上手くいった、上手くいかなかったという結果だけを見ても意味はありません。大切なのは、その要因を明確にすることです。なぜ、予想を上回ったのか、なぜ、予想を下回ったのか、この要因を考えている時こそ、考える力が一番身に付く瞬間です。徹底的に熟考しましょう。そして、それが、次の改善に繋がるからです。
改善では、検証した結果に基づいて、今後どのような対策を立て実行するかを検討します。評価で検証や分析が不十分だと、有効な改善策を立てる事が出来ませんので注意が必要です。そして、また計画に戻ります。
このサイクルを回せば、課題を克服する可能性が劇的に高まります。それだけではありません。いかに正確に、いかに高速で回せるかも、課題を克服する為には重要な鍵となります。更に、これにコーチングを加えれば言う事はありません。完璧です
課題を克服するだけではなく、考える力も養えるPDCAサイクル。いかがでしたでしょうか。この思考法は、あらゆる事に使えます。汎用性があると言う事です。是非、今、直面しているに課題にこの思考法を応用して、課題を克服してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
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