『正しく不満を感じる』
これが出来れば誰でも人生を変えられると確信しています。
なぜなら、現実に不安を感じるからこそ行動が生まれるからです。
行動が生まれなければ人生は絶対に変わりません。
結果が変わらないからです。
昨日と同じ毎日が一生続きます。
今の収入に不満があるからこそ、副業を始めます。
ビジネススクールを受講するという行動が生まれます。
そして、副業などの新たな収入源を確立することで、収入が上がるわけです。
その要因は、現実に対する不満から生まれています。
だから、不満を感じることが非常に大切なのです。
一方で今の状況に不満が無ければどうなるでしょうか。
現実を変えるための行動は起きません。
現在の収入、同僚との人間関係、生き方、家族関係に満足しているのであれば現状を維持すればいいから。
昨日とほぼ同じことをしていれば現状を維持できます。
わざわざ労力を使って行動を起こす必要はありません。
もちろん、現状を維持するにしても、人生を変える取り組みをするにしても、どちらでもいいのです。
生き方に正解はないのだから。
でも、人生を変えることを選択したのであれば、不満を感じる必要があります。
不満は強い方が望ましいです。
その分、行動力が増すからです。
行動力が増した方が人生を変える確率が格段に高まります。
人生を変える際には非常にいい状態と言えるでしょう。
しかし、不満を感じる際には注意が必要です。
このブログを読んで下さっている方の多くは現実に不満があると推測しています。
当然ですよね。
現実に不満が無いなら苫米地式コーチングが目に留まるわけがありません。
苫米地式コーチングは、人生を変えるための方法論なのですから。
順風満帆であれば自己啓発の情報はスコトーマの原理で見えないはずだからです。
もちろん、自己啓発の情報が目に留まることが良くないと言っているわけではありません。
一生涯に渡り順風満帆の人生を送る人などこの世にいないからです。
そして、多くの人の悩みは職業や収入の悩みだと思います。
当然ですよね。
誰もが社会に出たら仕事中心の生活を送るからです。
社会に出る前に抱いていたイメージと社会に出た後の現実を比較したら、大きな違いを感じるのではないでしょうか。
だから不満が生まれるのは自然なことです。
もっと評価されたい。
もっと売上を上げたい。
もっと契約を取りたい。
出世したい。
同期に負けたくない。
収入を上げたい。
この様に考えている人は多いと思います。
向上心が高いとも言えますね。
でも、なかなか現実が変わらないのではないでしょうか?
だからこそ不満が生まれるわけです。
そして、行動も生まれる。
収入を上げたいと思っている人がいるとします。
会社の給料では頑張っても理想の額には届かない。
そこで、株式に投資をする。
最近では株式に投資をしている人は多いですよね。
私も自分の資産を貯金するより運用する方がいいと感じています。
また長い間、会社から評価が全く上がらないという不満がある人も多いと思います
そういう人は、今年こそ評価を勝ち取るぞと意気込み、一念発起して仕事に取り組むと思います。
仕事の効率を上げるためにやり方を改善したり、契約内容を見直したり、積極的に会議で発言したり。
色々なことに取り組むと思います。
収入を上げるため株式に投資したり、評価を上げるために仕事を頑張れば、それなりに成果は出ると思います。
でも、望む成果を上げられていないのではないでしょうか?
なぜなら、現状の中の行動だからです。
現状の中の取り組みをしている以上、飛躍的な成果を上げることは出来ません。
現状の中の不満を解決したいんですよね。
今、目に映る物は全て現状の中の情報です。
その中の情報を手に取り行動を起こしても現状の中から出られるわけがありません。
結果として現状の中に留まる事になり、今の不満を本質的に解消できないのです。
私は『正しく不満を感じる』ことが重要だとお伝えしました。
この『正しく』不満を感じることが大切なのです。
日常生活に感じる不満だけでは人生を変えることは出来ません。
日々の生活に不満がない人は、ほぼいないでしょう。
日常生活に感じる不満だけでは、人生を変えることを考えていないけど日々の生活に不満がある人と大差がないことになります。
人生を変えるためには『正しく不満を感じる』必要があります。
『正しく不満を感じる』ことができて、これを解消した人が人生を変えられるのです。
そのためには、
『ゴール側のコンフォートゾーンを作る』
ことが重要です。
人生を変えた人達は、そのためにゴール側のコンフォートゾーンを作りました。
なぜなら、『正しい不満』を作れるから。
ここが決定的に違うのです。
不満を感じているけど人生が全く変わらない人は、現状の中の日常生活に不満を抱いています。
一方、人生を変えた人は、現状の外のゴールと現実との差に不満を感じた人です。
この差は、現状の外にゴールがあるかないかです。
現状の外にゴールを設定できれば、不満の質が変わってきます。
質の高い不満を生み出すのです。
ゴールを設定すれば、誰もが抱くような不満ではなく、現状の外に出るための不満が生まれてきます。
この質の高い不満を生み出すことが出来れば、行動の質も変わってきます。
生活を少し改善する行動などではなく、人生を変える行動になるわけです。
人生を変えるためには、日常生活を変える行動ではなく、人生を変える行動を起こす必要があります。
そのためにはゴールを現状の外に設定して質が高い不満を生み出すことが必要です。
そうすれば、人生を変えるという質が高い行動が生まれ、結果的に人生が変わってしまうのです。
ですので、今抱えている不満が、日常生活から生じるただの不満なのか、それとも、ゴールを達成できない不満なのか確認してみて下さい。
もし、日常生活から生じる不満であれば、ゴール設定を見直しましょう。
質の高い不満を生み出すことが出来れば誰だって人生を変えられます。
今回は以上です。
ありがとうございました。